計算方法と採用方式

方式ID: kigaku-sonoda-1934/規則版 1.0.0/対応年 1900〜2100

このサイトの九星気学は、園田真次郎『改正方位明鑑』(大正館、1934)の「本命星を知る法」と「九星早繰り法」、無位真人『九星学と人生』(1915)の「月の九星早繰法」、青柳有美『学理対照九星淘宮術奥伝講義』(1913)の年表を直接確認し、その範囲で実装しています。 特定の会派の公認や完全準拠を掲げるものではありません。原典の書誌は出典とデータの範囲にあります。

年と月の境界

園田(1934)p.8 は「凡て方位の鑑定にあたつては陰暦陽暦によらず、立春時刻の前後によつて年月の分界を定むるもので、つまり節がはりを採用するものである」と述べています。これに従い、

  • 年の境界は立春の時刻。立春より前に生まれた人は前年の星になります。
  • 月の境界は十二節の時刻(立春・啓蟄・清明・立夏・芒種・小暑・立秋・白露・寒露・立冬・大雪・小寒)。立春から啓蟄の前までが寅月(正月)、以下順に卯月、辰月……小寒から立春の前までが丑月(十二月)です(園田 p.52–53、無位 p.87)。
  • 生年月日が立春または節入りの当日で、時刻が入力されていないときは、前後どちらの星にもなり得るため確定せず、両方を表示します。時刻を入れると確定します。

年の九星(本命星)

年の九星は年が進むごとに逆行します(九紫→八白→七赤→……→一白→九紫)。園田(1934)p.48 は昭和二年(1927)を一白中宮の年とし、昭和三年を九紫としています。青柳(1913)p.31 の年表(弘化元年甲辰=三碧、嘉永五年壬子=四緑など)、園田の年盤表(貞享元年甲子=一白、明治元年戊辰=六白など)と一致することを自動テストで確認しています。

節年を西暦 y とすると、年の九星の番号は「11 から y を 9 で割った余りを引いた数」で、それが 9 を超えれば 9 を引きます。例:1927 ÷ 9 の余りは 1、11 − 1 = 10 → 1(一白)。

月の九星(月命星)

無位(1915)p.87 の表と青柳(1913)p.49 により、年の九星によって寅月(正月)の星が決まり、月ごとに逆行します。

年の九星年の十二支寅月卯月辰月巳月午月未月申月酉月戌月亥月子月丑月
一白・四緑・七赤子卯午酉八白七赤六白五黄四緑三碧二黒一白九紫八白七赤六白
三碧・六白・九紫丑辰未戌五黄四緑三碧二黒一白九紫八白七赤六白五黄四緑三碧
二黒・五黄・八白寅巳申亥二黒一白九紫八白七赤六白五黄四緑三碧二黒一白九紫

園田(1934)p.8 の例「昭和三年一月二十日生れ → 丁卯年 一白、癸丑月 六白」と一致します(1928年1月20日は立春前なので節年 1927=一白、小寒以後なので丑月、一白の年の丑月は六白)。

立春・節入りの時刻の求め方

二十四節気は太陽の視黄経が 15° の倍数になる瞬間です(立春=315°、啓蟄=345° など)。このサイトは暦の表を持たず、地球の位置の級数表(VSOP87D、フランス経度局・IMCCE 公開)から太陽の視黄経を計算し、所定の黄経になる時刻を求めています。章動と光行差を加え、地球時と世界時の差(ΔT)を補正し、日本標準時に直しています。

計算結果は、国立天文台 暦計算室「暦要項」の 2025〜2027 年の二十四節気 72 件と分単位で一致することを自動テストで確認しています(計算条件は出典とデータの範囲)。

相生相剋

園田(1934)p.20–21「九星相生相尅表」は、本命星から見た各星を 生氣(大吉)・比和(吉)・退氣(吉)・死氣(凶)・大殺氣(凶)に分けています。これは五行の相生(木→火→土→金→水→木)と相剋(木→土→水→火→金→木)そのもので、原典では方位の吉凶に使う表です。このサイトでは星どうしの関係として表示し、方位の判定は行いません。

採用していないもの

  • 日の九星・時刻の九星(日の本命、時の本命)。
  • 方位の吉凶:五黄殺・暗剣殺・歳破・月破・本命殺・的殺など。
  • 陰遁・陽遁、年盤・月盤の配置。
  • 1900年より前の生年月日。原典は明治5年以前を旧暦扱いとしており、本サイトは対応していません。
  • 今日の運勢、年運・月運の文章。