本命星と月命星
本命星(年の本命)
生まれた年(立春から次の立春の前まで)の中宮の星です。園田(1934)p.7 は「其の一年中…の主星として天地を支配するものであるから、是れ等中宮したる干支九星を以て其の年月日時に生れた人の本命星とする」と述べています。一般に九星気学で「本命星」と言えばこの年の星を指します。
月命星(月の本命)
生まれた月(節入りから次の節入りの前まで)の中宮の星です。園田(1934)p.9 は、生後六十日から十九歳までは月と日の本命を、二十歳以上は年と月の本命を併用して吉方を選ぶとしており、月の星を年の星と組み合わせて使う考え方が示されています。
月の星はどう決まるか
月の九星は、年の九星によって寅月(正月)の星が決まり、月ごとに逆行します。年の九星が一白・四緑・七赤なら寅月は八白、三碧・六白・九紫なら五黄、二黒・五黄・八白なら二黒です(無位 1915 p.87、青柳 1913 p.49)。表は計算方法にあります。
原典の例
園田(1934)p.8 は「昭和三年一月二十日生れの人の年月日の本命は丁卯一白(年)、癸丑六白(月)、己未二黒(日)」と例示しています。1928年1月20日は立春前なので年は前年(丁卯=一白)、小寒以後なので丑月、一白の年の丑月は六白です。このサイトの計算もこの例と一致します。
日の星と時刻の星
原典には日の本命・時の本命もありますが、日の九星は陰遁・陽遁(夏至・冬至付近で並びが反転する規則)と閏の扱いを含み、初版では確認が済んでいないため扱っていません。